口が開けにくい
顎を動かすと顎の関節や顎の筋肉などが痛む
顎を動かしたときに音がする
という症状でお悩みの場合、顎関節症の可能性が高いです。
口が開かない、開きづらいというのは、頭蓋骨の側面の骨(側頭骨)と下顎頭(顎関節)の間にあるクッションの役目をしている関節円板のずれや変形によっておこります。原因はストレスによる食いしばりや歯ぎしり、悪い咬み合わせなど原因と言われています。
また、それ以外でも次のようなお困りごとはありませんか?
□ いびき
□ 肩こり
□ 歯ぎしり
□ 食いしばり
□ フェイスラインのたるみ
□ 偏頭痛
□ 顔の歪み
□ 顔のシミ
□ 口周りのニキビ
□ エラ張り
□ 顔の筋肉の疲れ
□ 睡眠時無呼吸症候群
実はこれらの症状には顎関節が関係している可能性があるのです。
「えっ」って思われますよね。意外な感じがしますよね。
でも、人間の体のことを知るとこの関係性が理解できます。
それを今からご説明いたします。
人間の顎関節は「下顎窩」というところに「下顎頭」がつり下がってできています。
その後ろには、「耳孔」つまり耳があります。
そしてその間、関節包のところには
三叉神経という重要な神経のうちの一つ「下顎神経」の分枝である「耳介側頭神経」がこの関節包の部分を通っています。
つまり、食いしばったり、歯ぎしりなどで歯がすり減るとその分関節も押し込まれるのでこの耳介側頭神経を圧迫する可能性が出てきます。
それにより、顎関節が原因で耳に痛みが生じます。
頸動脈から分かれている、顎動脈、浅側頭動脈などが関節包付近を走行しています。
顎関節がこれらを圧迫することで血流障害が起きます。
循環障害によって、顔の皮膚や筋肉にいろいろな症状が発生します。
血流不足で緊張状態になるので、食いしばったり、循環障害でシミやニキビなどの皮膚症状も現れます。
これらを解決する方法が…「インビザライン(マウスピース)矯正治療」です!
なぜかといいますと、マウスピースはこのように上下の歯にマウスピースをかぶせるので咬み合わせが高くなります。
その状態で長く過ごすことで顎関節も「骨」なので「リモデリング」という現象が起きて、関節の形が今よりも顎関節に負担をかけない形態に整います。結果的に、今よりもいい状態の顎関節になることができ、お顔周りの様々な症状の改善につながる可能性があるのです。
さいわいデンタルクリニックでは
開閉口運動時に強い痛みがある、口が開かないなど顎関節症の症状が強い場合には、先に【COPAスプリント】による顎関節治療をご提案しています。
軽微な顎関節症状であれば、インビザライン治療を行うことで改善を期待することが出来ますのでご安心ください。
顎関節症に関してもお気軽にご相談ください。