フッ素とは

フッ素

フッ素は「フッ化物」「フッ素化合物」とも呼ばれ虫歯の発生を防ぐ、虫歯予防効果があります。フッ素の効果を説明すると
・エナメル質の修復促進
・歯質強化
・菌の働きを弱める
など歯の健康維持に役立ちます。

乳歯とフッ素

乳歯は永久歯と比べてエナメル質が薄く虫歯になりやすいうえにエナメル質が薄いため進行も早い特徴があります。
そのため歯磨き粉でのフッ素の供給や歯医者さんでのフッ素塗布が虫歯予防に効果的になります。フッ素の効果はおおよそ3か月程度といわれているので定期的に来院していただくと歯の定期検診も合わさってより効果的です。フッ素は歯が生えてきたばかりの赤ちゃんにも使用できるため早い段階から虫歯予防を生活のなかに取り入れることができます。

初期虫歯とフッ素

虫歯と一括りにいってもその進行具合によって呼ばれ方、扱われ方は違います。
フッ素が効果を発揮するのは虫歯予防初期虫歯です。虫歯予防については先程お話しした通りですが、初期虫歯にはどんな効果を発揮するのでしょうか。

一般的に初期虫歯になっている状態は脱灰(だっかい)と呼ばれ少し歯の一部が白くなっています(白濁)。虫歯といってもこの状態の時に痛みが発生することはほとんどありません。

普段私たちの口の中は中性に保たれていますが食事をすると酸性に傾き、目には見えませんがその時私たちの歯は少しずつ溶けています。この少し溶けた歯を修復してくれるのがフッ素です。
①食事をとる(酸性になり歯が溶けていく)
②フッ素入り歯磨き粉を使用してのブラッシングや歯科医院でのフッ素塗布(修復)
これを繰り返しをおこなうことで歯が虫歯になることを防いでくれます。

しかしお菓子やジュースを常に食べていたりダラダラ食事をとっていると、口の中が酸性に傾いている時間が必然的に長くなるため虫歯リスクが高くなります。

フッ素は歯の健康のために効果的ですが自宅での食生活改善も虫歯予防に効果的です。
フッ素を塗れば(使えば)大丈夫ではなく、+αの工夫をすることも大切です。

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