開咬(かいこう)
開咬(かいこう)と呼ばれる歯並びはその名前の通り歯が開いてしまっている状態のこと指します。歯が開いてる状態と聞いてもどんな状態なのか簡単にはイメージしづらいですよね。それでは一緒に写真で確認してみましょう。
このように上下の歯(主に前歯)の間に空間ができてしまっている、口を閉じているのに歯が嚙み合わない状態これが開咬です。開咬になってしまう原因として主に考えられることは舌の癖から受ける影響です。
舌で歯を押す癖はありませんか?
このよう舌を前に出して歯を押す癖は開咬になる原因として考えられていて、早急に直してあげるべき癖です。特に顎の骨が成長段階にある時期は、良い意味でも悪い意味でも舌や外部からの刺激が顎の成長に関わってきますのでお子様の癖を注意深く観察する必要があります。
歯で前歯を押す癖は歯並びを開咬にしてしまうだけではなく、出っ歯になったりもします。早い段階で歯医者さんに行って矯正治療をおこなうと改善が見込めますがこの歯並びを放置したまま長い年月が経ってしまうと骨格そのものにも影響を及ぼしてしまい、大人になってから外科手術が必要になる場合もあります。
癖は期間が長くなればなるほど直すのにも時間がかかってしまうので早い段階で気づいてあげることが大切です!