インビザライン治療　症例

2023.05.16

20代女性「前歯のガタガタが気になる」ずれたりねじれたりして生えている歯を、マウスピース型矯正装置「インビザラインフル」で歯を抜かずに改善した症例

ご相談内容

「前歯のガタガタが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、歯が正常な位置から、ずれたりねじれたりして生えている「叢生（そうせい）」が認められ、噛み合わせも悪くなっていました。

歯が重なり合っている部分は歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病のリスクも高まっていました。

行ったご提案・治療内容

取り外し式のマウスピース型矯正装置「インビザラインフル」で歯並びを整える治療をご提案しました。
インビザラインフルで奥歯を含めた全体の歯を動かすことで、歯を抜かずに治療できることをご説明し、同意いただきました。

歯を動かす際は、歯並びの幅を広げるとともに奥歯を後方に移動させ、歯がきれいに並ぶためのスペースを確保しました。
さらに、歯と歯の間を僅かに削って隙間を作る「IPR」も併用し、歯並びを改善していきました。

術後の経過・現在のご様子

歯が正常な位置にまっすぐ並び、しっかり噛めるようになりました。
患者様にも「ずっと気になっていたガタガタが改善されて嬉しい」と非常にご満足いただきました。
現在は歯並びの後戻りを防ぐための「保定装置」をご使用いただき、定期的な検診でご来院いただいております。

この治療のリスクについて

・決められたアライナーの装着時間を守らないと、次のアライナーに交換できず、治療が遅れたり十分な効果が得られない場合があります。
・歯を抜いた後に矯正する場合や、あごの骨格に問題がある場合など、マウスピース矯正に対応していない症例は、治療が困難な可能性もあります。
・治療による歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります。
・他の矯正治療と同様に、正しく歯磨きやメンテナンスを行わないと虫歯や歯周病のリスクが高まります。