インビザライン矯正と自費補綴　症例

2023.05.16

30代女性「歯並びがガタガタで笑えない」マウスピース型矯正「インビザラインフル」で奥歯の噛み合わせが反対の「クロスバイト」を改善し、上の前歯を「セラミック」で被せ直した症例

「歯並びがガタガタで自信をもって笑えない」とご来院いただきました。

拝見すると、全体的に歯が前後にずれている歯並び「叢生（そうせい）」の状態でした。
さらに、左上の奥歯（第2大臼歯／7番）が左下の奥歯（第2大臼歯）の内側に噛み込んでおり、噛み合わせが逆である「クロスバイト」が見られました。

また、上の前歯3本（右の中切歯／1番、左右の側切歯／2番）に入っていた被せ物は、ぴったりフィットしておらず隙間があり、歯と被せ物の境目が着色していました。
左上の前歯（中切歯／1番）は虫歯になっていました。

矯正治療を始めるにあたり、左下の前歯1本（中切歯）を抜いて、歯を動かすスペースを確保しました。
また、左上の前歯は虫歯を除去し、仮の詰め物として歯科用プラスチック「コンポジットレジン」を詰めました。

叢生と奥歯のクロスバイトを改善するために、奥歯を含めた歯並び全体を治療できるマウスピース型矯正「インビザラインフル」をご提案し、ご了承いただきました。

矯正治療後、上の前歯4本は大きさを揃えることを意識しながら、変色が起きにくい陶器でできた「セラミック」で被せ物を作製し装着しました。

歯がまっすぐにきれいに並び、奥歯の噛み合わせも正しくなって、上の前歯もきれいな被せ物が入りました。
これにより見た目が良くなっただけでなく、前歯で物を噛み切り、奥歯でしっかり噛めるようになりました。

患者様からは「歯並びが良くなり、自信をもって笑えるようになった」と大変ご満足いただき、素敵な笑顔を見せていただけました。

個人差がありますが、治療中や治療後に歯がしみる場合があります。

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