日常生活での癖と子どもの歯並び

子どもの癖

子供がよくする癖として何が思いつきますか?
爪を噛む・指しゃぶりをする・頬杖をつく、などでしょうか?
癖の種類はお子さんによって様々ですよね。

その癖は日常生活の中で頻繫に見かけられるものも多く、中には将来の歯並びに影響を与えるものも複数あります。
その中でも今回は【寝相】と【頬杖】の2つの癖を取り上げ、歯並びにどんな影響がでるのか?ご紹介していきます。

寝相

普段お子さんは寝ているとき仰向き・横向きどちらの体勢になっていることが多いですか?
もちろんその時々の状況によって体勢は変わりますが、歯並びに影響を与える寝相として挙げられるのは【横向き】です。

横を向いて寝ると必然的に左右どちらか一方の歯列が下になり、下になった歯列に圧が加わります。子供の歯や歯を支える骨は成長途中にあるため大人よりも柔らかく柔軟性があります。
逆をいえば負荷が加われば大人よりも簡単に顎の骨や歯がズレる(変形する)ということです。

もしお子さんが頻繫に横向きで睡眠をとっているのであれば一度口の中を確認してみてください。歯並びがずれていたり、顎が横にずれていたりするかもしれません。

頬杖

頬杖も横向き寝と同様顎の骨がズレる原因になります。
皆さんも一度は頬杖をついたことがあると思います。ではその時の様子を思い出してみてください。手をついている方の顎が上に引き上げられたり、下顎を強く押さえつけたりしていませんでしたか?この動作が長期間(長時間)続けば当然顎は本来の正しい位置から移動していきます。そして勿論歯並びにも影響を与えます。

こういった日常の癖は早い段階で直すことができればあまり問題はないですが、常習的になってしまったまま大人になると場合によっては顎そのものの位置を変える外科手術が必要になったり、矯正に長い期間を要したり、歯が磨きにくいことで虫歯になったりと身体的な負担が大きくなっていきます。

そのためお子さんの悪い癖を改善することはもちろんですが、定期的にお口の中をみて初期段階で異変に気づくことが大切です。

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